会話を打ち切るネットスラング
うんうん それもまたアイカツだね
この言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
アニメ「アイカツ!」第63話、紅白アイカツ合戦という番組の現場で以下のやり取りが行われます。
いちご 「大御所って誰?」
あおい 「今年は演歌の世界のすごい人だよ」
蘭「へー芸能界の先輩の仕事を近くで見られたら、きっと勉強になるな」
いちご「うんうん それもまたアイカツだね」
アイカツ世界ではあらゆる活動がアイドルとしてのステップアップに繋がるものとしてポジティブに捉えられるようです。
しかしながら、詳しくない人が見た場合は「強引に全てをアイカツであると結論付ける人」みたいになってしまい、
結果として問答無用で会話を打ち切るネットスラングとなってしまったようです。
そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね
こちらは、筆者も知りませんでした。
元ネタはアニメ「けいおん!」で、主人公の唯(ゆい)が教室で机の上に桜の花を11個並べているシーンです。
和(のどか)「何やってんの?」
唯「あと1個で1ダースなんだよ」
和 「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」
唯は天然キャラであり、和もそれをよくわかっているので、ピント外れな答えが返ってきたことにつっこまなかったと思われます。
しかしながら、これが興味がないからスルーするといったネットスラングになってしまったようです。
ネットスラングのルーツには注意!
ネットスラングと言えば、最近またにじさんじのライバーが炎上してしまいました。
【ご報告】
— にじさんじ公式🌈🕒 (@nijisanji_app) 2022年6月13日
この度、当社所属ライバーであるローレン・イロアスの配信内において、不適切な発言がございました。
配信をご覧になっていた視聴者の皆様、また共演していただいた方を始めとした関係各所の皆様に深くお詫び申し上げます。
詳細については、以下をご確認下さい。 pic.twitter.com/6YqBnTspIV
彼は配信中「ファビョる」という言葉を使ってしまいました。
この言葉の元ネタは「火病(ファビョン)」と言って、米国の精神科協会に公認された韓国文化特有の精神的症候なのですが、韓国人を蔑むインターネットスラングとして用いられてしまうことがあります。
他にもニコニコ動画から広まってしまった「淫夢ネタ」など、あまり良くないルーツを持つネットスラングも多いですね。
ルーツをよく知らない言葉を使う際には十分注意しましょう。