高天原よりお届けします

やらせの一切ないブログ!

「ミステリと言う勿れ」をオススメしたい

電子書籍アプリのCMでも有名な作品

アフロのような天然パーマが特徴的な青年のWeb広告を覚えている方も多いのではないでしょうか?

筆者もそこから気になってこの作品に踏み込んだ人間の一人です。

余談なんですけども、Web広告で取り上げている漫画が面白くないと広告の信憑性がなくなってしまうので、運営も自信がある漫画を取り上げているんでしょうか?

「男の人っていつもそうですね!」のあの漫画は試し読み程度ですが面白かったですね。

「サバサバ系」のも面白そうだなとは思うんですが、「フランス語マウント」も面白いのですかね……笑

閑話休題

常識に疑問を投げかけるドラマチックミステリ

作者が「ミステリなんて難しいものは無理」と言ったことでこのタイトルになったらしいのですが、かなり本格的なミステリになっています。

主人公の久能整(くのう ととのう)は個性的ではあるものの、教育学部に通い教師を目指す一般的な大学生です。

しかしながら、その観察力と想像力はシャーロック・ホームズもかくやという冴えをみせ、episode1では容疑者として拘留される身でありながら警察から情報を聞き出し、安楽椅子探偵として事件を解決する活躍を見せます。

特に、人のちょっとした言い回しを見逃さず、推理に活かしていくという点は本格ミステリでもあまり見られないのではないでしょうか。

そんな彼はしばしば「僕は常々思っているんですけど」と話を切り出し、自分と常識に悩まされる人々の救いになったり、事件解決のヒントになるような話を聞き出していきます。

単なるミステリではなく、常識に対して疑問を投げかけながら人としての有様・生き様を問いかけるような作品になっています。

謎めいた主人公の過去

「父親に対する恨みを離しているようだった」「やっぱり広島の人じゃないの?」

主人公の過去については様々なヒントが出てきますが、本人は頑なに語りません。

そして、主人公の周りで起きる事件には何の関係性もなさそうでありながら、何故か共通して星座記号のついたアクセサリが登場します。

一連の事件の裏には何があるのかが今後の焦点になっていきそうです

テレビドラマにも

2022年1月10日から3月28日まで、フジテレビ系列でドラマが放送されました。

主演は菅田将暉氏です。

筆者はドラマ版はノーチェックなのですが、ドラマの方がとっつきやすいという方はドラマ版もありかもしれません。

6/10に最新刊(11巻)発売!

先日最新刊の発売日が発表されたので今回記事にさせていただきました。

今から本当に楽しみです!